2018
27
Oct

油絵

キャンバス下地塗り

キャンバスは麻布なので網目の凹凸があります。

そのまま塗っても良いのですが、細密に描こうとすると結構この凹凸が筆の邪魔をしたりします。

凹凸を平らにする目的で下地を作ります。下地処理には色々あるのですけど、面倒&時間&コストなどを考え、手っ取り早くこれを使います。

ただ塗るだけです。調合したり、お湯沸かしたりが不要です。
明暗差を捉えたいので、中間色のグレーで明るさを抑えます。

ただ塗るだけと言っても、平面を仕上げるにはそれなりの道具とコツも必要です。

ヘラ


定規や、ゴムやプラ板など色々試しましたが、これに落ち着いてます。

缶オープナー


コインやマイナスドライバーでも開けれるのですが、これがあると便利です。

羽根ばたき


塗る前にこれでホコリを取ります。この作業が結構重要です。

スプーン


絵の具をすくうのに使用します。

汚れても良い服装

この絵の具は強力で一度乾くと取れません。

後は絵の具を拭き取るティシュ、ヘラを洗う薄め液とかです。

塗り方
ケチる位に薄く仕上げます。薄く塗ると乾きが早いです。(一気に厚く塗ったことがありましたが、厚く塗ると乾きません)
臭いも結構するので、雨の当たらない屋外(日陰)で乾かします。
薄く塗って2〜3日乾かし、また塗る作業を3回繰り返します。3層塗ったら、軽く300台のサンドペーパーでフラットに削ります。(粉が舞うので注意)

塗る季節は春とか秋が塗りやすいと思います。冬は乾きが遅いように思います。

この100号サイズは半年かけて仕上げようと思います。蔦と甕の絵になる予定。